JAPAN US RESILIENCE
ABOUT
本サイトは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の国際科学技術協力基盤整備事業(日本-米国:SDGsや仙台防災枠組の優先行動に即し、人間中心のデータを活用したレジリエンス研究)下の「レジリエンスに基づく事前復興のためのガバナンス枠組みと実践モデル -複合災害に焦点を当てたシステムズアプローチ-」(研究代表:寶馨 京都大学名誉教授)研究プロジェクトの中で構築されていく協働による知(協働知)を、より多くの方々と共有し、育てていくことを目的としています。
研究実施期間 | 2021年~2022年度 |
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研究代表 | 寶馨 京都大学名誉教授 |
研究リーダー | 清水美香 京都大学総合生存学館 特定准教授 |
研究メンバー | Ana Maria Cruz(防災研究所教授) 木村直子(総合生存学館非常勤研究員) 土田亮(総合生存学館博士課程5回生・リサーチアシスタント) 安永温子(総合生存学館博士課程2回生・リサーチアシスタント) |
研究アドバイザー | 岡田憲夫 京都大学名誉教授 |
米国カウンターパートであるテキサス大学と協働する他、日本の地域の様々な関係者、住民の方々と協働しながら、ばらばらになりがちな「点」を「線」に変え、「地域のそれぞれの文脈」を重視して且つ地域枠を超えて共有しあえる知を引き出し、「学習」を深めていきます。それを通して、災害が起きる前にできる限りのことをして事前により良い準備をすることを目指すものです。特にマクロの世界では、人・コミュニティ・地域など、一括りにされがちですが、もっと個々の「人」や「人の営み」の解像度を高めて、それぞれの人・コミュニティ・地域の文脈に沿って様々な知・経験・教訓を捉え直し、マクロとミクロを繋げる視点を大切にしています。
ACTIVITY
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Resilience Brief(本プロジェクトに参画した博士課程学生によるNote)本プロジェクトに参画した博士課程学生によるNoteを公開します。
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レジリエンスに関する書籍を出版しました「A Resilience Approach to Acceleration of Sustainable Development Goals」を出版しました
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「地域コミュニティレジリエンスを育むための隙間デザイン」ワークショップ2022年11月4日(金)、ワークショップを開催します。
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国際ワークショップを開催しました2022年10月11日〜12日、国際ワークショップを開催しました
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アンケート調査を実施しました災害に対する備えや対応状況について、アンケート調査を実施しました
AS IS AND TO BE
協働知創出システム
従来の防災では、それぞれの分野やハザード枠の中で情報やデータが行き交いしてきましたが、様々な事象やリスクやシステムが重なり合う昨今、知の創出の在り方も更新していく必要があります。学術や研究を通して生み出される知だけでなく、様々な地域の文脈を重視しながら地域のみなさまの経験や教訓を重ね合わせ、「木を見て森も見る」方法を通して、いざというときに使える情報に、行動に繋げていくー。もともとレジリエンス思考を土台に培われたそのような考え方を軸にして描いたものが、協働による知の創出のための仕組み、つまり「協働知創出システム」です。
各項目の詳細(準備中)
お知らせ
- 2022.07.01|Webサイトを公開しました